車に装着される導光棒について

車に装着される導光棒について

導光棒とは棒状の透明なポリカーボネイト及びアクリル樹脂等内面の反射効果を利用し、主にLED等の発する光を片側からもう一方へと導くもので、多くは夜間自動車の内部を照らす室内・内装専用照明として用いられるものです。発光方式もドットタイプやプリズムタイプ・ブラストタイプと様々、光の導く配光方向や光の明るさ等発光バランスに変化をもたらす事も可能で自分だけの個性溢れる室内照明空間を演出するツールでもあります。
光学製品であり面状発光モジュール及び非携帯用照明システムとも呼ばれ、近年導光棒を専門に製作する企業もあり、好みに合わせた導光棒のカスタマイズが出来る時代となりました。内装照明に変化を与えれば全く違う空間に変化する導光棒を取り入れ、一般自家用車だけでなくキャンピングカーやトラックにも個性と煌びやかな彩を与える事ができる他、店舗等のサインやイルミネーションとしても広く活用され、目にする機会が多い製品です。

導光棒とは何？そのカスタム製品の種類についても紹介

導光棒は、光を導くための棒で、その棒の端面にはLEDなどの光源がつけられています。導光棒の利用用途としては、スキャナの光源などがあります。これは、棒の端から端まで均一に光を取り出すため、マイクロプリズムを形成しています。この技術は、LCDディスプレイのバックライトの導光板開発時に蓄積された技術を応用しています。
マイクロプリズムにより反射された光は、出力面のレンズ機能にて集光されます。最も、メジャーな方式はCIS方式ですが、最近はあるメーカーにて開発された特許技術の配光安定化方法とそれを実現するための精密加工技術を確立し、比較的要求仕様が厳しいCCS方式も採用され始めています。
導光棒を設計する光学メーカーでは、スキャナにおける光源モジュールを低速～高速印刷や紙のサイズに合わせて異なった要求があるため、それに合わせてカスタム製品を作って対応しています。その一例として、A3サイズの両側入光可能なパラボラ導光棒などがあります。